東京都U-12サッカーリーグの意義

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今年から始まった「三井のリハウス 東京都U-12サッカーリーグ」通称「リハウスリーグ」。

リーグ仕組みは以前説明した通り、少し複雑なリーグではあるが、何試合か観に行って、感じたことを書いてみる。

まず、リハウスリーグは、来年度から「T1」「T2」というような、JリーグのJ1、J2に似た構造になり、それぞれのリーグで自動昇格、降格が発生する。ある意味、実力主義ではあるが、例えば、似たレベルのチームがリーグ戦をやることのメリットは大きい。

例えば、あるチームだけがいつも勝つ、もしくは、負けるという事が無くなる。その結果、一試合ずつに意味が出てくる。特に、各部ブロック内の強豪と言われるチームは、東京都の別の強豪とある程度の試合数をこなせるのは意味がある。

そして、これも特に強豪に限ると、Tリーグに残るというのが、徐々に歴史的重みを持ち始める。おそらく5年生は、すでにプレッシャーを感じてるかもしれない。そして、カズ達4年生も、再来年(というか1年半後には)、そのプレッシャーの渦中に飛び込むことになる。

岡田さんが、こないだのイラン戦で話した内容。

「僕がよく言うんですけど、“勝負の神様は細部に宿る”。たった1回、 ひとりが“まだ大丈夫”、たった1回、ひとりが“俺一人ぐらい”、そういうことが勝負を分けるんですね。たった1回、1メートル手前で逃したために、ワールドカップに行けないかもしれない。日本には、脈々とそういうものを伝えるハートの強い選手が一人、二人います。今も本田とかね、そういうところをおろそかにしない選手がいますから」

小学生のチームとは言え、バトンを渡された新6年生は、歴史的重みを感じながら試合する事になる。そして、岡田さんの言っている「細部」の大事さ感じる事になると思う。カズにも、そんなプレッシャーを体感、そしてその中で自分自身を体現して欲しい。

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