判断について

ジュニアサッカーLeave a Comment

昨日は認識について書いたが、今日は判断について書きたいと思う。

認識→分析→判断(決断)→実行

試合中や練習中のカズの判断について、それが、間違っていたとしても、僕はカズを注意したことは無い。それよりも「判断のタイミング」について話す事が多い。

サッカーは秒単位で状況が変化するスポーツである。タイミングが間違ったり、そもそも「認識」から「判断」までに時間がかかると、「実行」時に「認識」した時の状況では無くなっている。

もちろん、この事は当たり前の事で、みんな理解しているが、問題は「選択の正しさ」と「タイミングの正しさ」を同時に子供に求めてしまうことだと思う。ここまで書けば、なんとなく理解できると思うが、「タイミングの正しさ」は「選択の正しさ」よりも優先されるべきである。

個人的な意見だが、小学生の間は「選択の悪さ」を注意する必要はない。ちゃんと成長の優先順位を示し「タイミングの正しさ」だけを集中して伸ばせる環境にしてあげるべきだ。タイミングが正しくて、選択が間違っているなら、注意では無く褒めるべきだろう。二兎追うものは一兎をも得ず。

でも、この「タイミングの正しさ」は、分かりづらいのも事実。逆に「選択の悪さ」は分かりやすい。

パスミスよりも、パスを出したタイミング。シュートミスよりもシュートしたタイミング。そんな観点で子供のプレーを見ると良いと思う。

 

今日はチーム練習だった。

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