メッシですら試合のあとに父親に叱られる事があるらしい。どのレベルになっても我が子の活躍に満足はしないのだろう。
スタメン、ポジション、セレクション、トレセン、我が子に抱く期待に際限は無い。しかし、期待する毎に現実に直面し我が子以上にショックを受けて叱咤(ちょびっと激励)する。
でもふと考える。例えば我が子の替わりにサッカーの才能に溢れる別の子が欲しいかと問われれば、即答でNOだ。
我が子の活躍は願うが、活躍できる別の我が子が欲しい訳ではない。言ってみればサッカーなんてそんなもんだ。
試合中に走ってなくても、声が出てなくても、勇敢さが無くても、試合に負けたのに笑っていても、きっと我が子は一所懸命にやっている。たまにサボるのも仕方ない。なにせ我が子だ。自分の性格をしっかり受け継いでるのだからw。
例えば練習を観に行った時、僕は「我が子」と「上手い子」に目が行ってしまう。上手い子は目立つから文字通り目に留まりやすい。しかも上手い子に目が行く時は上手い子が良いプレーをした時だ。考えてみれば、そんな状況は幾らなんでも我が子に不公平である。上手い子もずっと観てればミスもするしサボってもいる。
5年生ともなると、子どもたちは公式戦やセレクションなどストレスのある日々が続く。せめて家庭は子どもの逃げ場にしてあげたい。
…と考えてはいるものの、ついつい一言言ってしまうんだよなぁ。日々親道の修行である。
今日は参観日のあとに大泉学園/レジスタFCとの練習試合があった。身体を張ったプレーでチームに貢献していたと思う。