今日、日大アメフト部の選手が記者会見したようですね。いたたまれない気持ちになるので映像は見てないです。
実は私、話題の日大出身です。アメフト部では無いですが。
卒業したのは20年ほど前ですが、当時からアメフト部は大学の聖域のようなチームでした。入学後にドキュメンタリーを強制的(?)に観せられたを覚えてます。
今回の事件、卒業生としてもスポーツをしている子を持つ親としても悲しい出来事です。20歳そこそこの学生が表舞台に出ないと真相が語られないのも異常です。しかも、それに対する大学のコメントは最悪です。大学には「危機管理学部」なるものがあるので、そこの教授とかサポートしたらどうなんですかね。まぁ、口を出す事で内外から降りかかる火の粉を避ける、という危機管理をしてるのかもしれないですけど。
今回の事件に関する記事を幾つか読みましたが、もっとも印象に残ったのは「日大アメフット部の不祥事で蘇った記憶 ペン州立大と日大の違い」という記事でした。
海外は「辞任」じゃなくて「解雇」なんですよね。組織内に監督を「解雇」できる機関やルールがあるはずなんですが、実質的に機能してないんでしょうね。結局、そういう悪い慣例や圧力とかが正常な組織運営を阻むのだと思います。日大がこんな指導の上で実績を作り上げたのであれば、大学ラグビーの協会も、過去の成績を取り消すくらいはしないとダメですね。
そもそも、こんなオオゴトになる前に、アメフト部から色んなシグナルが出てたはずなんです。日大が、そのようなシグナルを拾えて自浄作用が働く組織だったら未然に防げた事件だと思います。
もっと僕ら大人が頑張らないと。