Jリーグが開幕しました。
われらがジュビロ磐田は今年J2での戦いとなりますが、開幕戦では水戸に3-2で勝利を収めました。
名古屋から期限付き移籍で加入した倍井謙選手が注目です。まだ周囲との連携には改善の余地があり、得意のドリブルで仕掛けるシーンは限られていましたが、今後の活躍に期待が高まります。トップ下の佐藤凌我選手も素晴らしいパフォーマンスを見せました。
個人的には植村洋斗選手のボランチ起用を期待していましたが、水戸戦ではベンチ外でした。昨季J1で35試合に出場した選手がベンチ外となるのは意外でしたが、それだけチーム内の競争が激しいことの表れかもしれません。
他チームでは、川崎フロンターレの若手が大活躍を見せました。名古屋戦では4-0で勝利し、得点者は高井選手(20歳)、山田選手(24歳)、山内選手(23歳)、宮城選手(23歳)と、全員がユース出身です。昨季まで福岡で守備重視のサッカーを指揮していた長谷部監督の下、ボール奪取の戦術が洗練されている印象です。Jリーグ開幕前のACLE戦でも4-0で勝利し、両試合でのクリーンシートは特筆すべき成果です。
サンフレッチェ広島も注目しています。特に磐田から移籍したジャーメイン良選手の動向が気になるところです。移籍後も変わらず応援しており、得点を重ねて代表入りを果たしてほしいと願っています。J1開幕戦を含む公式戦3試合でまだ得点がないため、早期の得点が待たれます。
広島には他にも期待の若手がいます。その一人が中村草太選手です。大卒ルーキーながら公式戦で連続得点を記録しており、明治大学時代には3、4年生の2年連続で得点王とアシスト王を獲得した実力者です。また、18歳の中島洋太朗選手も要注目です。AFC U20帯同のためJ1開幕戦は欠場しましたが、スーパーカップとACL2試合で18歳とは思えない成熟したプレーを披露し、今後の成長が楽しみです。
AFC U20 アジアカップ
AFC U20アジアカップが開幕しています。この大会でベスト4に進出すると、U20ワールドカップの出場権を獲得できます。2005年生まれが最年長となる今大会は、カズと同じ世代の大会ですね。
まずはグループリーグ突破が必要ですが、第2戦のシリア戦では痛恨の引き分けに終わりました。1勝1分で迎えるグループリーグ最終戦は韓国との対戦です。韓国は既に2連勝でグループリーグ突破を決めていますが、日韓戦という特別な意味を持つ試合であるため、主力を温存するような展開は考えにくく、厳しい戦いが予想されます。
出場選手を纏めてみました。
GK
- 中村圭佑 – 2005-04-27 – 東京ヴェルディ
- 後藤亘 – 2006-05-08 – FC東京
- 荒木琉偉 – 2007-10-14 – ガンバ大阪
DF
- 桒原陸人 – 2005-01-21 – 明治大学
- 塩川桜道 – 2005-04-25 – 流通経済大学
- 市原吏音 – 2005-07-07 – RB大宮アルディージャ
- 高橋仁胡 – 2005-08-17 – セレッソ大阪
- 梅木怜 – 2005-08-25 – FC今治
- 喜多壱也 – 2005-09-16 – 京都サンガ
- 土屋櫂大 – 2006-05-12 – 川崎フロンターレ
- 布施克真 – 2007-03-11 – 日大藤沢高
MF
- 大関友翔 – 2005-02-06 – 川崎フロンターレ
- 小倉幸成 – 2005-04-09 – 法政大学
- 齋藤俊輔 – 2005-04-26 – 水戸ホーリーホック
- 中川育 – 2005-06-07 – 流通経済大学
- 石井久継 – 2005-07-07 – 湘南ベルマーレ
- 中島洋太朗 – 2006-04-22- サンフレッチェ広島
- 佐藤龍之介 – 2006-10-16 – ファジアーノ岡山
- ニック・シュミット – 2007-09-12 – FCザンクトパウリ U19
FW
- 神田奏真 – 2005-12-29 – 川崎フロンターレ
- 道脇豊 – 2006-04-05 – ベフェレン
- 井上愛簾 – 2006-09-19 – サンフレッチェ広島
- 高岡伶颯 – 2007-03-12 – 日章学園高
布施選手と高岡選手は2年後の大会にも出られる年齢です。
ちなみに、この世代には後藤啓介選手(ベルギー1部 RSCアンデルレヒト)や貴田遼河選手(アルゼンチン1部 AAアルヘンティノス・ジュニアーズ)が居ますが招集されてません。