インフルエンザ、長かった。そして3月は半分ほどしかサッカーをしなかった。カズが腕を骨折して以来のサッカー休息月間だった。

休んでる間には練習試合等があったので、参加できなくて残念ではあったが、それでも本人的にはリフレッシュになったんじゃないかな。しばらくは、家で引きこもっていたので身体が鈍ってしまって辛いかもしれないが。

今日はチームの新6年生の試合に呼ばれてサッカーをしている。果たしてどんな活躍ぶりなのか。

ジュニアサッカーも残り2年。このブログをいつまで続けるかは分からないが、読んでくれてる人も居るし、何よりカズ本人が大人になった時に読んでもらいたいので、小学生の間は続けてみようと思っている。

さて5年生の目標は、ずばり「多様性」と「自律」で行こうと思う。しばらく前から「自律」には取り組んでるが、今年は本格的に「多様性」を意識してもらう。

カズには「自分と違う価値観の人を認められる」人間になって欲しい。単に迎合するとは違う。しっかりと自分の意見は持ちながら、違う価値観をリスペクトできる。しかもサッカーは、安定社会というよりは競争社会である。その厳しい環境の中でも、自分と違う価値観をリスペクトできるようになれるのか。

多様化した社会では、無難に生きる術など存在しない。昨日の常識は今日覆る。そんな中で必要なのは挑戦する勇気と自律である。そしてグローバル化を考えると、ちゃんと日本人である事に誇りを持って育って欲しいと思う。

私は、日本人らしさとは「恥の文化」だと思っている。ここで言う恥とは「周りから馬鹿にされる事を恐れて目立った事はしない」という事ではない。たとえ誰に見られていなくても「義に欠けるような行動はしない」という事だ。

周りと違っていても自信を持って立っていて欲しい。自分行動が非難を浴びても、理由を説明し、自分が間違ってないなら堂々としていて欲しい。誤りがあれば、隠さず、逃げず、誤魔化さず、ちゃんと正せる人間になってほしい。不満があれば、しっかりと相手に伝えられる人になって欲しい。

サッカーを本気でやっているカズだから、サッカーという触媒を通して、こんな事が伝えられるのだと思う。

以上、新年度の所信表明でした。