区大会開幕

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秋季大会が開幕。

所属チームは2回戦目からの出場。1回戦を勝ち上がってきた菅刈FCとの対戦。2チーム均等に分けて望んだ春の大会でも圧勝できた相手だったので、比較的自分たちのサッカーが出来るかと思いきや、全く練習でやったことが出来てない。縦に急ぎすぎて試合がコントロールできず。

コーチからもボール回しに関する注意があった。

スコア的には5−2だったので危なげなく、という感じではあったが、親同士では「上手く行ってないね」という会話が出ていた。

3回戦目は、大岡山FC。チームとして機能せず、前半は0-0で折り返す。後半の立ち上がりに運良く得点できたものの、相変わらず低調だった。スコアは3−0で勝つことが出来たが、課題の残る秋季大会の初日だった。

公式戦の後、不動SCとTGを行った。春の大会の決勝の相手。

2試合終わった後だったので疲れはあったと思うが、やはりチームとしては低調で完敗してしまった。フォーメーションを変えたり、メンバーを変えたりして、最後の試合ではなんとか勝てたが、秋季大会の優勝も簡単には行かないという感じ。

余談だが、他のチームの保護者席から「(所属チームは)勝つためのサッカーをしている」というような声が聞こえたが、何となく違和感を覚えたので書いておく。ただ、その人も自分たちのチームを鼓舞しようとしての発言なので悪意ある発言では無かった。

そもそも「勝つためのサッカー」という言葉自体おかしいと思う。サッカーだから勝つためにやるのは当然。ただし、今勝つのか、6年生で勝つのか、もっと先を見据えるのかの違い。

サッカーには「認知、判断、決断、実行」というシーケンスがあるが、個人技で強化するのは「実行」の成功確率だけ。実行に移るまでの強化にはつながらない。(Malvaで言ってる個人技は認知なども含まれてるが)。確かに最後は「実行」が成功し、ゴールを奪わないと意味がないだが、チーム全体でそこに拘るのは如何なものかと思う。

日本はステップ型指導が多い気がする。典型的なのが「個人技が出来てから組織」。指導者数などで実施が難しいかもしれないが、もう少し選手の特徴などを鑑みて指導すべきでは無いだろうか。個人技に秀でてない選手が、初期段階で潰れるのは、見ていて忍びない。しかも、レベルが上がれば上がるほど「認知、判断、決断」までの過程が重要視される傾向にあり、個人技が優れていた選手が、そのレベルで壁にぶつかるケースが多い。

所属チームでは、低学年の時は色んなポジションを経験させる。それこそ、4年のハトマーク直前までポジションを固定しない。練習時には子ども達にポジションを選ばせる。カズもサイドバックやサイドハーフ、トップ、時にはセンターバックをやっていた。そして4年のハトマークである程度ポジションが決まる。そして、徐々にポゼッションを伝え始める。ボールを失ってはいけない場所、チャレンジすべき場所、サイドチェンジのタイミングなど。「認知、判断、決断」の全体的な強化だ。

ただし、FKやCKの練習に時間を割くわけではない。もし今の勝利に拘るなら、セットプレーのバリエーションやサインプレーなどを練習すべきだろう。そこまで「今の勝利」だけには拘ってないのだと思う。

余談の余談だが、他クラブの親の中には、カズの所属チームは指導が厳しい(つまりコーチがよく怒る)と思ってる人もいるようだが、全くそんな事は無い。というか、親的には「もっと厳しくして欲しい」と思ってるくらい。試合中も、強豪チームにありがちな、コーチの指示が際限なく繰り返されるというよりは、子ども達の判断に任されてる感じがする。もちろん、叱られてる事もあるが、子ども達の自立を促すための指導が多い。必然的にサッカーの事よりも、その前後の振る舞いに関する事で叱らる事が多くなる。

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